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文芸雑誌『四人』のご紹介

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​  『四人』 第104号 
      令和3年4月30日発行
文芸雑誌 『四人』104号

文芸雑誌 『四人』104号

¥600価格
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(表紙の写真 アンコール・ワットの壁画)

 撮影・解説:山本悦夫

 カンボジアのアンコール・ワット第一回廊南側にある乳海撹拌神話の浅浮き彫りです。乳海撹拌神話といってもピンとこない方が多いかもしれませんが、ヒンズー教の有名な天地創造神話です。

 神々が不老不死の霊薬アムリタ(甘露)を作ろうと、悪鬼アスラと一時的に和解し、曼荼羅山(スメール山、妙高山)に大蛇(ヴァ―スキー)を巻き付け頭と尻尾の両方から綱引きをして乳海をかき混ぜました。そうしますと、その過程で太陽や月や星、動植物などが次々と誕生してきました。こうしてこの世界(天地)が出来上がったのです。

 後年、阿修羅は仏教に取り入れられ、仏の守護神となりました(興福寺の阿修羅像を思い浮かべてください)。またこの浮彫を見ると、曼荼羅山は、海の中の亀の背中から立ち上がっています。ヒンズー教の島、バリ島の神話のサンヒァン・ウイディ神は亀の上に立って表されます。そしてバリ島であっちこっちに見られるメルと呼ばれる塔はやはり亀の背に乗っていると考えられています。亀が大地、メルがスメール山(須弥山、妙高山)のことなのです。

 北畠親房が、『神皇正統記』で「天祖が世界を建立するすがたは、インドの説(乳海撹拌神話)に似ている・・・・」と述べていますが、これは『日本書紀』の天地開闢の神話や神が天の逆鉾で混沌とした海をかき混ぜてその雫から国土を生み出したという日本神話を指しているのだろうと思います。

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文芸雑誌 『四人』 バックナンバー(価格は一冊あたり)

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